私の理念、想いです:その1)2018年5月31日 「地球は有限、資源は質が全て」 これが本当に理解されない、特に日本では。エコノミストは市場が解決、テクノロジストは技術が解決すると思うから、それは殆ど信仰に近い。
「地球は有限、資源は質が全て」は「当たり前」なのだが、人は当たり前が一番わからない。特に「資源は質が全て」が本当に理解されない。日本の理科教育の貧困さであろうか。ロボット、コンピュータは教えるが、自然、地球、資源、地球生態系など、その本質は教えない理解されない大学教授も。例えば温暖化論、報道も科学的でない。
信じる信じないは科学にあらず、納得できるかどうかだ。先ず自ら考えこと、情報、科学的事実を客観的に社会に伝えることが大事、もう欧米追従はやめないと、そして科学は多数決でないのである。
そして資源とは、1)濃縮されている、2)大量にある、3)経済的な位置にある、もの。太陽エネルギーは膨大だが、濃縮されていない。宇宙太陽発電は位置が問題、メタンハイドレートは資源として濃縮されていない。これらが「資源の質」の問題だ。この3条件をすべて満たす「自然の恵み」で人は生かされている。
* *********************************** 1)欲望の資本主義2018 闇の力が目覚める時"
2)大学が壊れる 週刊東洋経済、2月10日 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/17449
3)広瀬隆氏in福島:「IAEAとICRP〜原子力マフィアによる被曝強制の歴史」 4)"原発銀座 福井県の苦悩" なぜ原発地元は?
5)広瀬隆「日本の終わりは、”目の前まで来ている!!」
6)地球温暖化により沈みゆく国家」と言われ続けた大平洋ツバルの国土面積が「実は大幅に拡大していた
7)AI、シンギュラリティ、デジタルネイチャー、落合陽一が今考えていること : FUJITSU JOURNAL(富士通ジャーナル) http://journal.jp.fujitsu.com/2017/12/20/01/#.WoaOVMVvQvw.lineme
8)"If You Don't Understand Peak Oil Or Think It Is Not For Real - See This Video"
9)"世界初の施設「オンカロ:使用済核燃料の最終処分場」フィンランド"
10)米国を主舞台とした「油断」ドキュメンタリー 11)石油ピークと我々の未来⁉ "Richard Heinberg from What a Way to Go: Life at the End of Empire --------------------------------------------------------------------- 以上 --------------------------------------------------------------------- #
by tikyuu_2006
| 2018-02-21 12:14
| 新しい文明の構想
日本列島と原発 2017年9月20日 「自然は有限、資源は質が全て」、文明を原点から思索する 経済成長至上主義、マネーが全ての現代、そして東大、京大など主流大学ですら世界ランキングで下降、アジアのリ-ダ-ですらないという。「今だけ金だけ自分だけ」、技術万能の強欲資本主義はマイナス金利の禁じ手を使っても沈降する、そして蔓延する超格差社会だ。これは現代社会の課題、グローバルな問題だ。 日本はどうするか、その理念を整理すれば「食糧、エネルギー、そして軍事」の3テーマを日本の地勢、自然系において考察することである。地殻変動列島の日本、歴史的には常に自然災害に遭遇する。 あのフクシマも依然として収束はしない。我々の原発過酷事故とは基本的に「人災」だった、日本の科学技術には重大な欠陥があったのである。技術過信、傲慢な「安全神話」は今は「安心神話」が流布される。いわば「科学が機能しない」のである、「市民の科学」を欠くと言うべきか。 リスク感覚を欠く指導層にもう任せておけない、自分で考え自衛するしかない。世界でも最も危険な変動列島に住む日本国民は、人任せにしてはならない。
原発再稼働に懸命な国家権力、又どこかで過酷事故が起こったら日本は壊滅する 宇宙からの写真にも日本列島の特徴、複雑な構造が見てとれる。 この瓦礫列島、災害多発列島に原発が作られたのである。「安全神話」が喧伝され、事故後は「安心神話」である、そして原発再稼働となる。それでよいのか、国民の世論は反原発である。だが三権分離しない日本、裁判所が再稼働容認となる。技術に過剰な自信を持つ技術者達は何とかなると繰り返す。 原子力発電や核燃料サイクル、10万年といわれる使用済み核燃料は累積する。その管理・貯蔵は原理的に不可能、とくに地殻変動列島の日本において絶対的に不可能である。だが技術至上主義は安全神話、それは日本の政産官学、権力構造から流布される。 「3・11」に遭遇し、原発安全神話が「恐怖の仕組み」であると知った 私たちは、技術では何ともならない領域、手をつけてはならない領域に足を踏み入れていることを「3.11」ではっきりと思い知らされた。経済成長を信奉する人は技術によって資源は無限となり、原子力発電も可能だと言ったが、それができないのだから「成長そのものを問い直す時」なのだ。日本には経済成長のためには原子力発電が必要という主張がある、原発の呪縛より先に私たちは「成長という呪縛」にとらわれていないか。 究極の視点、それは脱原発、核燃料サイクル政策の放棄 もう一つ重要なことがある、それは「地球は有限、資源は質が全て」ということ 有限を認めないのは市場至上主義の経済学者、質を認めないのは技術至上主義の工学者、いずれも間違い。特にエネルギー資源については、収支比が大事、EnergyProfit Ratio、EnergyReturn on Investmentのことだが、日本で殆ど理解されない。専門家ですら40年前に石油の寿命は40年といわれたが、まだある大丈夫と誤解する。「自噴する資源」は石油だけ、20世紀初頭の全盛期、EPRは100もあったが、もう世界的に減退している。豊かな石油時代は終わったのである。そこでシェールオイル、ガスなどに期待するがエネルギー収支比は低く減退が著しい。日本ではメタンハイドレートが近海に膨大と幻想するがそれも間違い「資源の質」を考えない。 そして繰り返す、原子力は無限でも安全でも低コストでもなかった。人類の未来は脱浪費、省エネルギー、再生可能エネルギーである。
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by tikyuu_2006
| 2017-09-20 04:59
| 日本列島に生きる
経産省のEV解説ですが、リチウム資源も有限です。 EVとは、Electric Vehicleの略で、日本語では電気自動車と言います。ガソリン自動車はガソリンをエンジンで燃焼させ、車を駆動させるのに対して、電気自動車は電動モーターで車を駆動させます。近年、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、電気自動車が注目を集めています。 バッテリー(蓄電池)
そしてご覧を、拙ブログです、 ---------------------------------------------
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by tikyuu_2006
| 2017-09-12 21:33
| 資源は質がすべて
以前の投稿です。
09年8月14日、当時の斉藤環境大臣はCO2の80%削減可能とした電気自動車推進論は本当に大丈夫? リチウムの資源制約も公害もご存じない?下記メッセージ(09年4月12日)改めてご覧ください。 「経済恐慌は電気自動車とソーラーで」、最近の文藝春秋誌の記事のことです。 本当にそうなのでしょうか、「リチウム資源枯渇と激甚の環境破壊」http://oilpeak.web.fc2.com/pdf_files/Lithium_Problem_2.pdf のことが忘れられています。リチウムは世界各地の塩湖、干上がった湖の塩から採集されます。世界最大の埋蔵量はボリビア、そしてチリなどです。しかしそれも有限です。そのうえ、リチウムを採集した残りは捨てます。これが鉱山の宿命です。その激甚な公害は大変なものです。 ------------------------------------------------------------------------------- The Trouble with LithiumImplications of Future PHEV Production for Lithium DemandbyWilliam TahilResearch DirectorMeridian International Researchwtahil@meridian-int-res.comTel: +33 2 32 42 95 49Fax: +33 2 32 41 39 98January2007 Executive Summary Lithium Ion batteries are rapidly becoming the technology of choice for the next generation of ElectricVehicles - Hybrid, Plug In Hybrid and Battery EVs. The automotive industry is committed increasingly toElectrified Vehicles to provide Sustainable Mobility in the next decade. LiIon is the preferred batterytechnology to power these vehicles.To achieve required cuts in oil consumption, a significant percentage of the world automobile fleet of 1 billionvehicles will be electrified in the coming decade. Ultimately all production, currently 60 Million vehicles peryear, will be replaced with highly electrified vehicles – PHEVs and BEVs.Analysis of Lithium's geological resource base shows that there is insufficient economically recoverableLithium available in the Earth's crust to sustain Electric Vehicle manufacture in the volumes required, basedsolely on LiIon batteries. Depletion rates would exceed current oil depletion rates and switch dependencyfrom one diminishing resource to another. Concentration of supply would create new geopolitical tensions,not reduce them.The alternative battery technologies of ZnAir and NaNiCl are not resource constrained and offer potentiallyhigher performance than LiIon. Research and industrialisation of Electrified Vehicles must also prioritisethese alternative battery technologies. --------------------------------------------------------------------------------- チリの例(Polluted water, blue with chlorine, at a lithium mine in the Atacama desert Chile)
In search of Lithium: The battle for the 3rd element 拙ブログ他、 http://oilpeak.exblog.jp/11017632/電気自動車(EV)総合情報サイト | 日産------------------------------------------------------------- 経産省のEV解説、だがリチウム資源も有限。 EVとは、Electric Vehicleの略で、日本語では電気自動車と言います。ガソリン自動車はガソリンをエンジンで燃焼させ、車を駆動させるのに対して、電気自動車は電動モーターで車を駆動させます。近年、資源制約や環境問題への関心の高まりを背景に、電気自動車が注目を集めています。 バッテリー(蓄電池)
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by tikyuu_2006
| 2017-09-11 10:03
| 新しい文明の構想
「原発の若狭」を思う
原発再稼働への動きばかりが目立つ日本、その権力、利権構造だが、そこに日本の未来、希望はない。「今だけ、金だけ、自分だけ」の人々に任せておけない、と思います。 そこで題記である。 作家の水上勉がある映画のパンフレットに寄せた文、未公開の400字原稿用紙8枚ほどのエッセーである。朝日新聞、上丸洋一著「原発とメディア」の印象的な文、389頁から引用、その書き出し、 故郷(若狭)になぜ、あんなに原発が集中したのか。 その理由を元小学校長の知人が語る。 「明治初期から、まったく地場産業がなく、昭和の高度成長期にも、成長が無く、ひたすら二男三男、子女を都会奉公に出してくらしてきた。長男戸主を中心とする貧困な農漁村が多くて、彼らが人なみの、いや世間並みのくらしがしてみたくて、企業の誘致をはかってきたが、そっぽをむかれてきた。最近になって、他所のいやがる原発をひと手にひきうけてしまった」 五十年間も小学校の教師をしてきた知人は「教えた子が、都会に出て、薄幸な人生の終末とげて、骨になってもどってくるのに何百回となく立ち会ってきた」。だから「若狭は人の子を都会という戦場に弾丸のように送ってきた国だという考えが消えない」のだが、「原発がきて、やっとのことで、都市と同格になった気もする」という。 都会へ電気を送り続けたわが故郷。・・・・・町はあいかわらす過疎である。東洋一の原発があっても、人口に変化なく、まだ火葬場もないのである。人が死んだら穴を掘って、警察官が立ち会わずに埋め込まれている。・・・・・ 美しい仏教の国若狭が「文明の火」のためにやがて亡びるときがくる。と作家は思い描いた。 哀切にして痛切。 原発を語って、これほど惻々と胸に迫る文章をほかに知らない。「人間と原発」をここまで深くとらえた新聞記事がはたしたあったかどうか。 如何ですがこの反原発の言。そして私の思い、使用済み核燃料は10万年の隔離が不可欠だ、生命系にとって絶対的異物、それを増やしてはならない。故に脱原発は人類の願い、と思います。 日本の未来構想に大いに参考になります。地方分散、地場産業的な再生可能エネルギー開発の勧めです。「より近く、よりゆっくり、より寛容に」、水野和夫氏の近著「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」の趣旨にも合うのでは。 ---------------------------------------------------------------
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by tikyuu_2006
| 2017-08-28 09:16
| 新しい文明の構想
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