原子力と放射性廃物について
最近、安易な楽観論が、今も喧伝されていますが、危ないのです今の日本、そのためのご参考です。
1)原発再稼働に懸命な政府だが、「原発、放射能被害とは」を理解する
先ず次の2冊をご紹介。
「100年後の人々へ」小出裕章、
「福島 原発と人びと」広河隆一著、それぞれ京大原子炉実験所助教、原発批判の専門家、そして中東、チェルノブイリとスリーマイル原発取材などで著名なジャーナリスト。共に新書で分かり易い。
そしてもう一冊、
「これから100年 放射能と付き合うために」菅谷昭、松本市長著、元信州大学医学部教授、甲状腺の専門家著、氏は大学を退職、チェルノブイリ原発事故の被災地で5年半、医療支援した実体験をもつ。
2)フクシマは決して楽観できない、放射能に対する闘い
まだ始まったばかり、万年単位のこと、永遠に人類は逃れられない、と悟るべきです。安易な楽観論は厳に戒めるべき、
「放射性廃棄物ー原子力の悪夢」ロール・ヌアラ著、フランスの「リベラシオン」の記者、邦訳がある、は必読です。
フランス再処理工場はロシアの再処理工場に廃物を送り出す、ロシアはそれを放置する、契約がそうなっている。並んだタンク車群は宇宙写真から見える、Google Earthだ。
2009年、フランスARTE制作のドキュメンタリー映画のレポーターとして活躍、その記述録が彼女の著作で、海外、米、独などでの実態、そのレポートは戦慄を覚ます。
放射能との闘いでは、人類は完敗するでしょう、その万年単位、永遠の時間スケールから見るとそうなります、安易な楽観論、原発から再処理、廃棄まで、地殻変動列島日本の「様々な安全神話」は論外です。子孫に「負の遺産」を残さない為に、「先ず脱原発」です。
3)終わらない悪夢1-7放射性廃棄物はどこへ、詳細に上記のドキュメンタリー映画
2009年、フランスARTE制作、レポーターはロール・ヌアラ、フランスの「リベラシオン」の記者。
https://www.youtube.com/watch?v=SteP6jHO1x0
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