「大いなるペテン、シェールガス」
エネルギー事情の大転換となるか、景気の一時的活性化に終わるか?
(ル・モンド・ディプロマティーク日本語・電子版2013年3月号、訳:鈴木久美子)
ナフィーズ・モサデク・アーメド:政治学者 ブライトン開発政策研究所(イギリス)所長
http://www.diplo.jp/articles13/1303gazdeschiste.html
1) シェールガスの井戸は1~2年で涸れる
2) 開発資金を回収する為には次々と井戸を掘る必要がある
3) シェールガスの産出量が一時的に増えるのでガス価格が下落
4) 開発バブルを支える為に2008年の金融界の投資合計額に匹敵する資金が必要
5) エクソンモービルの社長は外交評議会(CRF)で「経営は赤字だ」と発言
“Losing our shirts” on natural gas», The Wall Street Journal, New York, 27 juin 2012
6) 埋蔵量を水増しする為に、頁岩鉱床の量を多く見積もっている
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