先ずご覧を、私の総合的HP、
http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/
そしてフクシマの現実を
海外メディアから、「Japan: Drone captures TONNES of nuclear waste being stored at Fukushima」
https://www.youtube.com/watch?v=5ZI9xrqTByY&list=PLeIzHhBSrVIaPyBxNdS12elFx_BfB1snU&index=42
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日本は資源大国か?
最近、シェールオイル、メタンハイドレート、レアアース、尖閣列島周辺には中東並の石油埋蔵量などと。それを喧伝する政府機関であるJOGMECのエコノミスト、東大の先生方など。本当にそうなら嬉しいが、大事なことを理解しない、それは
「資源は質が全て」、そしてEPR=EROI、エネルギー収支比です
EPR、EROIとは
インディアンが食料エネルギーとしてのウサギを捕ろうとしています、その追跡エネルギーがウサギのそれを上回ると生きていけません。つまりエネルギー収支比が1.0が最低の生存限界、これをラビットリミットという、もし家族が4人、妻、子供2人ではEPRは4.0必要、文明を支えるには、せめて10、10倍は必要となります。EPR(Energy Profit Ratio)はEROI(Energy Return on Investment)とも言います。
(図、http://www.holon.se/folke/kurs/logexp/rabbit.shtml)
エネルギーは質が全て、それをEROI=EPRで見ると、下図のように10くらいから急速に減退、崖のようになる、
(図:ASPO/USA, David Murphy 2009)
http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/oil_depletion/netenergy.html
シェールガス・オイルについて、
上図はアメリカのシェールガス・オイルの分布である。
下図:その一つカナダ国境のBakkenでは、水圧破砕した生産井は最初の2年間ほどで80%も生産が減退している。そのため一般にシェール開発現場では、次々にボーリングする必要がある(図左)。図右には、歴史的な油ガス田のEROIが示されている。1930年頃、100:1だったものが、次第に減少している。下に示されるシェールオイル、オイルサンドのEROI値の低さ、資源としての質の悪さに着目すべきある。しかも環境汚染、被害を伴うことが多い。
次の関連記事などご参考に、
@シェールガス開発と環境汚染、水道の蛇口が燃える
http://oilpeak.exblog.jp/13711341/
@メタハイで日本のガス100年分まかなえるって本当?
http://www.shiftm.jp/show_blog_item/161
@尖閣諸島周辺海域の石油埋蔵量について:科学・技術の国らしく正しく知ろう
http://www.shiftm.jp/show_blog_item/51
@エネルギーの品質とエントロピー
http://www.shiftm.jp/show_blog_item/128
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