日本のエネルギー戦略の続き。今回は、まだまだ石油はある、シェールガス、オイルがどんどん開発されているという楽観論への警告である。
シェールガス・オイルブームのアメリカだが、最も大事なことを忘れている、資源は質が全て、その評価にはEPR=EROIが、そして地球は有限であること。Bakkenとは米ノースダコタ州、カナダ国境のシェールオイル帯。
そして文明を支えるには、EROIがせめて10は必要なのだ。かっての「安く豊かな石油時代」には、それが100もあった、エネルギー出力/入力比では100/1と大きかった。それが歴史と共に減退した。その代替はないのだ。これが石油ピークの意味であり、石油文明の終焉である。
David Murphyによる、出典http://www.aspousa.org/2009proceedings/David_Murphy_Oct_11_2009.pdf
そして日本でシェール革命と喧伝されるが、アメリカではガス井の生産性がどんどん低下している、
(Energy Crunch - the new bulletin from nef and ODAC)
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