人類は無限に成長は出来ない、モノより心の豊かさを

地球が有限である。これは地球物理学者の私には当り前なのだが、エコノミスト、技術者、企業家などには本当にわからないようである。 だがエネルギーは質が全てEPR,資源の3原則、エントロピー法則などを理解すれれば、環境、エネルギー、資源など人類問題の原点が透視できるようになる。
繰り返す地球は有限、人類の生存基盤も無限ではない、だから「もったいない」なのだ。
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# by tikyuu_2006 | 2006-12-17 23:23 | 新しい文明の構想

もったいない学会の講演会と発表スライド、PPTを公開中

06年11月29日の学会最初の講演会―東大工学部―の新聞記事、講演のPPTです。ホームページをご覧下さい。
ASPO会長などは、石油ピーク問題は真偽の議論から、リスク、対策の段階に入った述べています。オーストラリアASPOの会長は、具体的な政府の対策について述べました。
これら講演の全スライド、PPTは今は一般公開しています
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# by tikyuu_2006 | 2006-12-16 00:28 | もったいない学会

「石油最終争奪戦」は大きな反響がありました

 日刊工業新聞社から、「石油ピークは文明ピークである」の認識で、2006年7月「石油最終争奪戦ー世界を震撼させるオイルピークの真実」と題する本を出しましたが、大きな反響がありました。
 ですが、未だにまだまだ石油はふんだんにある、とする日本の大学、国立研究機関、そしてお役所などで、これでは日本が危ない。私の主張は 「脱石油」は「脱浪費」、無駄、浪費を省くことは生活水準の低下にならない、「もったいないの思想」で21世紀を生き抜きたいです。
 拙著はマスコミにも報道され、初版1刷は売り切れ2刷を出しました。また11月4日のロスアンゼルス・タイムスには、[The Last Battle for Oil]の名で紹介されました。日本のエネルギー政策についての記事、
 [Japan runs obstacle course in search of energy security]
の最後に、
 "Japanese bureaucrats don't think of risk," said Yoshinori Ishii, author of "The Last Battle for Oil," a well-received book that warns that the world is running out of the stuff. 
"Oil reserves have passed their peak, but many in Japan still say there is enough. It is a lie."

とありました。
 今世界は大きく動いています。文明の変革期、日本もパラダイムシフトが欠かせない、流行のイノベーションもそのような意味においてでは?
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# by tikyuu_2006 | 2006-11-22 11:30 | 私の文、HP

もったいない学会が講演会を開催します

「もったいない学会」の活動の一環として、正会員向けの高レベルのミニシンポ、公開型の一般向けの講演会を開くことにしています。その最初が
1)11月24日ミニシンポ:電力中央研究所(大手町ビル内)で「EPRの科学」、
2)11月29日一般公開、東大工学部2号館(本郷):「石油ピークとその対応について」です。これには石油ピーク論の世界の中核組織であるASPOの会長を招いています。
それぞれの詳細は、もったいない学会のホームページでご覧下さい。

学会の入会もこのホームページからどうぞ。本学会はいわゆる学会誌は発行しません。インターネットを駆使して100万人の国民運動を、「石油ピークは食料ピーク、そして文明ピーク」をキーワードに展開します。日本を世界を、私たち自らの力で変えましょう。本来我々市民、国民が主役なのです。
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# by tikyuu_2006 | 2006-11-22 11:07

「もったいない学会」が動き出しました、ご支援下さい

「もったいない学会」、取り合えず任意団体で発足、2006年8月28日、HP ご覧下さい。学会の基本的な趣旨は次の通りです。
 「石油ピーク」は「農業ピーク」、「現代文明ピーク」でもある。生存基盤の脆弱な日本は、これに対し早急に対応をとる必要がある。この法人は、有限な化石燃料のピークの意味をすべての人に啓蒙し、エネルギーの質を軸として利用可能なエネルギーを検討し、古来から日本が実践していた「もったいない」について学び、現代社会維持に対する対策を考え、新しい生活の理念、哲学の提言や実践事例の発信などの活動を目的とする
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# by tikyuu_2006 | 2006-09-20 23:14 | もったいない学会

福岡オリンピックに思ったこと

<福岡に住む大学人から、次のようなご意見を頂きました。今まで全く報道されなかった視点であり、極めて重要な問題提起です。やはり今の日本の指導層に任せて置けない、「もったいない学会」の趣旨に沿うと考え、引用させていただきました>

 山崎福岡市長は、すでに償還すべき2.7兆円の市債がありながら、さらに数千億円の予算(大部分は市債)を使って、オリンピック誘致と須崎地区の大型開発を提唱していましたが、東京都が立候補地として選定され、一安心です。 
 多くの福岡市民や県民は、これを機会に「市長に対して、健全な財政建て直しの立場を、と願っているのでは?」と思われます。 私が、いろいろな会合で知り合った30代以上の方々(特に女性群)は、「市の借金を返済することが先決で、オリンピック誘致に反対」していましたが、テレビをみていますと、若者が、「オリンピックが見たいから福岡を選定してほしかった」、とインタビューに答えており、男性のアナウンサーが、「福岡市民は、オリンピック誘致に1人当たり7~9万円の支出増が必要と試算されていますが、それでも賛成ですか?」との問いには答えませんでした。
 先生が、以前からご指摘の「エネルギーと食糧の危機」がまもなく訪れようとしているのに、かなりの若者が「エネルギーも食糧も税金も大量に無駄使いする思想の危険性を看過できない」、わが国の将来を危惧しています。
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# by tikyuu_2006 | 2006-09-03 09:02 | ご存知ですか?

「もったいない学会:The Mottainai Society」を作りました

 2006年8月28日、志を共有する仲間と「もったいない学会」を、取り合えず任意団体として、発足させました。国民の皆さんと、本当の日本のあるべき姿を考えたいからです。英語の学会名は「The Mottainai Society」です。所謂アカデミックな学会にする気はありません。「石油ピークは文明ピーク」、発想を根本から変えなければならないからです。インターネットを駆使した国民運動とする気です。皆さんのご支援をお願いします。
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            ノーベル平和賞受賞者のケニア副環境相ワンガリ・マータイ
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# by tikyuu_2006 | 2006-08-27 07:19 | もったいない学会

「省エネも間に合わない」:毎日新聞2006-8-4

石油ピーク、ようやく新聞も分かってきたようだ、しかしこの記事のように、日本は間に合わないのでは? 日本のエリート・リーダを当てにしないことである。「もったいない」の心で、無駄、浪費を止めるのは、今日からでも出来る。それは生活水準の低下にはならない、無駄とは、元々要らないものだから。 無駄なものを「作らない、買わない、捨てない」の「3ない」では?

発信箱:省エネも間に合わない 中村秀明
 記者になりたての25年前、1リットル160円もするガソリンを燃やして取材に走っていた。そのせいか、「140円超」にも驚きは小さかったが、最近知った「ピーク・オイル論」にはうなった。

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# by tikyuu_2006 | 2006-08-08 18:29 | 石油ピークとは

人工衛星から一望出来る中東油田地帯

中東油田地帯はこのように狭い
 ペルシャ湾を東に見た、人工衛星からの写真。 現代文明が最後に頼る中東とは、この程度の大きさでしかない。中東広しと言えども、その7%の5カ国、右からUAE,サウジ、クウェート、イラク、イランのみに石油が集中する。それらの超巨大油田は殆どが数十年の老齢である。
 遠方に見えるのがホームズ海峡、もしここが封鎖されれば世界が崩壊するが、中東に90%を依存する日本が真っ先にこける。だが一番暢気、何とかなると思うのであろう、「石油ピーク」など聞く耳を持たない。信じるか信じないのどちらか一つ、その間に様々な思考があるとは思わない、思考停止する、妙な国である。
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 真下がイラクのチグリス・ユーフラテスの河口、文明発祥の地であるが、今は砂漠。左の皺がイランのザクロス山脈の連なりである。ホームズ海峡の狭さに注目されたい、ここが封鎖されたら世界、特に日本はどうなる。
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# by tikyuu_2006 | 2006-07-21 00:06 | ご存知ですか?

石井吉徳著:石油最終争奪戦-世界を震撼させる「ピークオイル」の真実(日刊工業新聞社2006/7)

<内容は、理解しにくい「石油ピーク」の意味をEPR(エネルギー利益比)で解説し、今の石油問題の重大さを警告するもの。脱石油の基本戦略は「脱浪費、地方分散」で「自然と共存」すべき、とする悲観的楽観論。下記で始まる>

 国際的な石油争奪戦、その本質は「情報戦」である。先ず「石油がどこにあるの」を知らねばならない。石油権益の確保は、国家間の「外交戦」でもある、これに欠かせないのが情報である。
東西の冷戦のさなか、アメリカの石油価格の支配力がソ連経済力を削いだが、その背景にはアメリカは中東における絶大な力があった。終戦直前の1945年2月、アメリカのルーズベルト大統領は、石油と引き換えにサウジアラビア王族の安全を保障したという。この関係が、その後の両国の石油外交の基本となった。

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# by tikyuu_2006 | 2006-07-14 09:29 | 私の文、HP

国民付託の研究投資に大学人の使命を問う

<今日本がおかしい、エリート指導層が崩壊しつつある、早大の教授、科学者のトップが税でまかなわれる研究プロジェクトの研究費を、投資信託で不正使用した。 日銀総裁の財テクも流石に玄人、見事だが、これも国民不在である。どこかが間違っている。 そこで(社)日本工学アカデミー・科学技術戦略フォーラムが意見書を、文部科学大臣、内閣府、 総合科学技術会議など学問の関連機関に提出し、メディアにもその旨お知らせした>
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2006年7月3日

(社)日本工学アカデミー・科学技術戦略フォーラム代表、 東京大学名誉教授  石井吉徳
 
第3期科学技術基本計画では、科学技術は国家の未来を決める投資との小泉総理大臣の指示のもとに、5年間でGDP比1%の25兆円の国費投入目標が決定された。
 前期5年間では、目標24兆円、実績約22兆円で、今回の大幅な投資拡大にあたって、谷垣財務大臣は松田科学技術担当大臣に「成果目標の設定、評価の仕組みの確立、研究費配分の無駄の排除などの諸改革を実行し、投資効果を最大限に高める」ことを求め、異例の文書確認合意の下に投資目標決定されたとのことである。

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# by tikyuu_2006 | 2006-07-13 18:06 | ご存知ですか?

Post Oil Strategy in Japan

<2006年7月、イタリア・ピサで開催のASPO-5、日本のカウントリー・レポートです>

Yasukuni Okubo(1), Hitoshi Mikada(2), Shinichirou Morimoto(1) and Yoshinori Ishii(3)
(1) National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Tsukuba 305-8567, Japan(2) Grad. Schoolof Eng., Kyoto University, Kyoto 606-8501, Japan(3) Professor Emeritus of University of Tokyo

PERSPECTIVE ON ENERGY SUPPLY IN JAPAN
In Japan, the fraction of oil to be consumed in the whole energy supply is 50 percent. The dependency of imported oil on the Middle East is estimated about 90 percent (Figure). We, in Japan, have been aware of a peak-oil approaching rapidly and risking stable oil supply to the country. In this context, the Japanese government started advocating a special strategic motion towards this inevitable issue. Last year, the Prime Minister Koizumi mentioned “post oil strategy” through the web site of the Cabinet Office, for demonstrating implications of the energy issue.

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# by tikyuu_2006 | 2006-05-29 10:07 | エネルギー、環境

「資源とは何か」、日本で最も理解されないこと

一匹のミツバチは、沢山の花から蜜を集めます。無数の蜂が、それぞれ巣に持ち帰ります。巣に集まった蜜は濃縮されています。人間が使えます。元の分散した花の蜜も、集められた巣の蜜も「量」は同じです。 自然の恵み、資源とは「濃縮が本質」なのです。ミツバチが、分散した花の高エントロピー状態の蜜を、巣に集め低エントロピー状態にします。ミツバチは、その仕事のためエネルギーを使いますが、その元は太陽エネルギーです エントロピーを理解しますと、エネルギー、環境、経済から文明まで、全てが見通せます。宇宙の誕生に始まり、自然現象において、エントロピーは常に増大します。人間社会もそうです。一方、生命現象とは、エントロピーを低く保つことです

資源とは
 1)濃縮している:熱力学の第2法則での低エントロピー状態
 2)大量にある:1本の木を森林資源とは言わない
 3)経済的な位置にある:出来るだけ近くが良い、便利で儲かる
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質が全てのエネルギー資源
 EPR(Energy Profit Ratio)=出力エネルギー/入力エネルギー(EROI:Energy Return on Investment とも言います)

様々なエネルギーの話:EPRで整理して考えるのが良い
 ●天然ガス:これも有限資源である、「天然ガスピーク」も念頭におく必要がある
 ●原子力:ウラン資源量と核分裂(一回、再処理、増殖)、核融合(遠い先の話)
 ●石炭:石炭資源量とインフラの復活、運輸が問題
 ●オイルサンド、オリノコタール、オイルシェール:どれもEPRは低い、自然環境保全にも注意(下図)
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<カナダ、アサバスカのオイルサンド開発、50万バーレル/日だが環境破壊も巨大、ランドサット衛星画像:ERSDAC>
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 ●自然エネルギー:EPRは、太陽、風力、地熱、バイオマス、海洋、水力(小型、分散が基本)
 ●メタンハイドレート:資源でない、海底下の地層中に分散する固体、宇宙太陽発電:非現実的
 ●水素、燃料電池、水素社会:水素はエネルギー源ではない、水素の性質をよく理解する
 ●石油無機起源説:荒唐無稽なお話、海洋温度差:エネルギー密度が低い、高エントロピー状態

そしてメタンハイドレートはもう公共事業化、海水ウランには今も税が投じられ、宇宙太陽発電、宇宙開発などはハイテク型の税の浪費。
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# by tikyuu_2006 | 2006-05-13 11:57 | 資源は質がすべて

世界の「石油、天然ガス生産ピーク」:ASPOの非在来型も含めた予測

ASPO(The Association for the Study of Peak Oil and Gas)によると、世界の石油、天然ガスの生産ピークは、次図のように非在来型を入れても、そう遠いことでは無さそうです。(2006年5月 ASPO Newsletter)

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# by tikyuu_2006 | 2006-05-13 01:00 | 石油ピークとは

「プランB」と「脱石油戦略」

<石油の埋蔵量は究極的に2兆バーレル、その半分をもう使った、が「石油ピーク論」です。一方、楽観的に、3兆バーレル、9兆バーレルとも言います。そして石油連盟は「280年は大丈夫」、となるのです。 これでは、国民は何を信じてよいか分からない、当然、楽観論が好まれます。専門家も「狼と少年」と、石油ピーク論を排斥し、マネーが全てのエコノミストは基本的に成長至上主義、これに同調します。 これをどう見るかですが、9兆バーレル、2兆バーレル論には、本質的な違いは無い、「資源の質」を考えるかどうかです。日本では資源を「量」のみで考え、「分かったつもりの専門家」が幅を利かせます。今必要なの「地球学」です>

●「
石油ピーク」:国家のリスク管理、安全保障問題として考える、信じる信じないでない
●エネルギー戦略:EPR、時間軸の視点を忘れずに、日本のためのplanBを戦略的に構築する
●改革すべき現代農業:自然と共存、地産地消がキーワード、自然の有機農業が大切である
●化学原材料:脱石油、脱天然ガスを計る必要がある。間伐材、古紙などを分子レベルで活用
●自然と共存:都市集中から地方分散、Relocalizationが世界の標語となりつつある
●日本は大陸でない:75%が山岳の島国であることを認識する、先ず日本の自然、大地を知る
●運輸が緊急課題:再評価すべき日本の鉄路、ヨーロッパではLRTが、富山市でライトレールが4月に


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# by tikyuu_2006 | 2006-05-11 10:14 | 日本のPLAN-B

ピークオイル論とイースター島の教訓

(石油技術専門誌「ペトロテック」:巻頭の時評、2005年4月13日、とても分かりやすく良い内容なので、東京大学工学系 六川修一教授のご了解を得てご紹介します)

わが国の最も大きなアキレス腱であるにもかかわらず、最も理解されていないものの1つがエネルギー供給の問題である。
国際的な石油地質学者であるCampbellらが主宰 するASPO(ピークオイル・ガス研究協会)は、米国における石油生産のピーク(ピークオイル)予測を的中させたHubbert 曲線を世界の在来型石油資源に拡張し、2010年以前のピークオイル到達を予想している。
しかしながらこの石油ピーク論は少数派の理論として必ずしも社会に受け入れられてはいない。それは、これが優れた石油文明論、しかも人類には受け入れがたい現代文明論になっているからである。

すなわち、20世紀半ばに始まったばかりの石油文明が、わずか50年余にしてその生産のピークを迎えるということは、残りあと50年、すなわち、わずか1世紀あまりで現代文明の繁栄が消滅することを示唆するからである。

実はこれに類する歴史的事実が既に存在する。モアイ像で知られる南海の孤島イースター島は、豊かな森林資源を使って16世紀当時としては世界的にも優れた文明を築き上げた。しかし、その文明を支えた森林の 急激な伐採によって、17世紀初頭には、とうとう島のすべての森が丸裸になってしまい、その結果、島の生活基盤そのものが崩壊してしまったのである。

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# by tikyuu_2006 | 2006-05-08 16:13 | 新しい文明の構想

脱石油戦略、脱石油依存を考える: 日本工学アカデミー・科学技術戦略フォーラムからのメッセージ

世界経済最大の不安要因「石油」に発するエネルギー・資源、食料供給不安は「石油文明の終焉」を予感させる。多発する紛争は人類最後の石油争奪戦かもしれない。国内外の公的見解にも拘らず、石油産出国の供給余力は急速に減退しつつあり、石油の供給が需要に追いつかない「石油減耗時代」が到来しつつある。小泉総理は「脱石油戦略」、そして「もったいない」という無駄な資源、エネルギーを使わない社会をと述べている。ブッシュ大統領は一般教書において、アメリカは「石油依存症」から脱却しなければならないと強調したが、これは全人類の最大課題というべきである。だが、現実には、石油消費は増大の一途である。地球温暖化対策も一向に進まないが、深刻化する異常気象多発の中で、既にポスト京都議定書も課題となった。これには石油減耗も視座に入れる必要があるが、未だ人類は石油に代わるエネルギー源、常温で流体の燃料を持ち合わせない。本年2月G8財務相サミットも対応具体策に欠け、市場経済依存の限界を垣間見させたが、来る7月G8サミットでの中心議題とされる原油高騰・安定供給不安に、日本はどう戦略的に対応するのか。根本的には、文明史的転換期に対応可能な、真に役立つ科学技術戦略、技術革新が求められる。米国、EUも脱石油依存を軸に政策転換を模索している。中心課題は、先ず在来型エネルギーインフラによる社会の論理再構築である。そして自然・再生エネルギーの促進、国民に理解される原子力エネルギー政策などである。しかし、その基本は「脱浪費社会」である。エネルギーの殆ど全て、食料の大半を海外に依存する日本だが、最後の石油争奪戦、激動世界に如何に生きるか、海に囲まれた日本列島に住む知恵、自然との共存が問われている。欧米を中心とした産業文明の近代世界システムが崩れつつある今、我が国の伝統的自然尊重思想のもとに、新しい世界システムの構築が求められている。(2006年5月26日、日本学術会議シンポジウムの趣旨)
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# by tikyuu_2006 | 2006-05-01 10:05 | 自然と共存、分散型社会

21世紀型の交通機関、先行する富山市のライトレール

石油減耗時代は鉄路で:富山市はライトレールを導入しました。これからの新しい都市作りです。http://www.ne.jp/asahi/hamamatsu/seiji/tym_lrt/tanoshim/tanoshim.html
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これは2006年2月に営業を終えたJR富山港線を引き継いたもので、この路面電車の新設、延伸は24年ぶりとの事です。いまも日本では鉄路が廃止され、道路は建設されようとするが、これは石油減耗時代を逆行するものです。
遅れた地方の代名詞のように言われた富山ですが、2006年4月28日、最先端を走り出しました。
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# by tikyuu_2006 | 2006-04-30 17:24 | 日本のPLAN-B

サンフランシスコは石油ピーク決議を可決する最初のアメリカ市に

(参考までに機械翻訳を添付しますが、かなり不完全です)
San Francisco Becomes First U.S. City to Pass Peak Oil Resolution

Campaign by Local Activists Persuaded Board of Supervisors of Looming Energy Crunch; Landmark Initiative Urges Development of ‘Action and Response Plan’
地元の活動家によるキャンペーンは、監理委員会に迫っているエネルギー危機を納得させました;画期的な率先は、『行動と反応計画』の開発を強行します

San Francisco, CA (PRWEB) April 14, 2006 -- San Francisco on Tuesday became the first U.S. city to pass a resolution acknowledging the threats posed by peak oil, urging the city to develop a comprehensive plan to respond to the emerging global energy crunch.
サンフランシスコ(CA(PRWEB)2006年4月14日)−サンフランシスコは、火曜日に、石油ピークによってもたらされる脅威を認めていて、都市に新生の世界的なエネルギー危機に反応する包括的な計画を作成するよう主張している決議を可決する最初のアメリカの都市になりました。

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# by tikyuu_2006 | 2006-04-26 03:05 | 石油ピークとは

現代文明を疑おう(その3)

GDPの矛盾-脱・成長主義へ知恵を(ひろばユニオン2006年3月号)

石油依存社会の危うさ
豊かな石油が支えた20世紀型・効率優先の成長至上主義、マネーがすべての市場主義では人類は持続できない。有限の地球に無限はないからである。 この単純なことに経済学は何も答えられない。技術至上主義も同様である、科学技術が進歩すれば大丈夫と楽観し、エネルギーさえ作り出せる、と思うようである。

地球は有限。成長至上主義では人類は持続できない
近年の21世紀は水素エネルギー源で、などはその典型だが、それは一次、二次エネルギーの区別もできないからである。水素は何か別の一次エネルギー源から作る必要がある。最近では石油の「無機起源説」すら現れた。無限に石油はある、というのである。昔からの「原子力は無限」という話は今も繰り返される。技術万能思想の矛盾である。

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# by tikyuu_2006 | 2006-04-25 18:28 | 私の文、HP