<   2009年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

温暖化防止で世界のリーダーシップは取れない: 赤祖父俊一

「温暖化防止で世界のリーダーシップは取れない」、アラスカ大学国際北極圏研究センター 赤祖父俊一

新しい首相や大統領は、前任者、また、前々任者との異なりを明確にするため、前任者が無視したこと、または、できなかったことを選んで、主な政策としたい。オバマ米大統領は子供でも知っている気候変動(温暖化)を取り上げて、それを示した。ブッシュ前大統領がそれを無視して、世界の「悪者」にされていたからである。しかし、米国の石炭発電は早急には止められないので、これは単に旗揚げに役立っただけである。さらにオバマは、ブッシュがアフガニスタンの問題を取り上げず、イラクで失敗したということで、イラクから撤退しアフガニスタンを重視したが、アフガニスタンは「オバマのベトナム」と言われている。
現在、クリントン前々大統領ができなかった保健問題を取り上げ、温暖化問題への努力は後回しである。いずれにせよ、新任者は、前任者ができなかったと言われる問題を解決するのが容易でないことを、失敗してから学ぶようである。

民主党は、前首相の15%は「恥ずかしい目標であった」とし、炭酸ガス(CO2)の中期(2020年)目標として1990 年比25%削減を国際公約する方針を掲げ、日本が重大な国際的問題のイニシアティブを取るとしている。残念ながらこれが国際政策としても学問的にもほとんど無意味の公約であることを述べるのが、本稿の目的である(more)。
[PR]
by tikyuu_2006 | 2009-09-23 09:37 | これからの日本

「石油ピーク」を理解して温暖化を語ろう!民主党、もっと本質の勉強を

昨今、民主党の地球温暖化対策、積極論がメディアを賑す。一見正論、国際的にも格好よいが、「石油ピーク」を全くご存じないようで、危なくて見ていられない。同党のみならず、リーダに科学合理性が欠落している。いまもIPCC絶対視、「自分で考えない」のである。真の科学の欠如というべきか、有名人の語る未来論に石油ピークも有限地球観もない。石油ピークは「論」でなく「事実」である。温暖化問題はエネルギー問題、IPCCが前提とするIIASAのエネルギー予測まで遡るべきである。下図は、それぞれIPCCとASPO(depletion)の一次エネルギー消費、累積モデルの対比である。温暖化はエネルギー問題そのもの、「石油ピーク」の理解がとても重要なのである。
b0085879_714791.jpg

そこで改めて、次の3点を強調する、
1)「地球は有限、資源は質がすべて」、「石油ピークは食料ピーク、そして文明ピーク」、
2)温暖化の「真の科学」をご理解を、今では温暖化はまるで打出の小槌のよう。排出権取引などは、もう一つのマネーゲームでは?
3)対策は脱炭素でなく「低エネルギー社会」を目指す。さもないと戦略を欠き、妙な税にたかる構造が、EPRで判断すること。


国民のために、「科学合理性、リアリズム」が大切と、「もったいない学会」はかねてより主張、シンポジウムも繰返している。学会ホームページをご覧を。
[PR]
by tikyuu_2006 | 2009-09-13 09:31 | 新しい文明の構想

民主党は大丈夫?:マニフェストにもなかった「日本の未来」

2009年8月30日は、日本の歴史に残る日でした。民主党の大勝は、自民のオウンゴール、敵失のため、などと言われますが、長年の日本の構造が変る兆し、明治以来の中央集権の崩壊と前向きに捉えたいものです。この「静かな革命」は、皮肉にも経済恐慌がもたらしたのでは。蔓延する格差、茫漠とした未来への不安が本当の原因だったのでは。何れにせよ確かなこと、国民は変革を求めたのです。

民主党のマニフェストも物足りませんでしたが、せっかく国民が自ら勝取った変化です。新しい理念で新政権に期待したいものです。
しかし国民の明確な要求、願望がありません。革命とすれば、奇妙な革命です。これでは、いずれ振子が逆に振れかねません。
茫漠とした不安の原点は明らかです。今の深刻な経済危機、雇用不安でしょうが、その真因は「石油ピーク」と思います。 これは「食料ピーク、文明ピーク」なのです。いま本当に必要なこと、それは石油文明の終焉に備えることです。

この選挙期間中、常に疑問に思ったことです。政産官学の意見、各党マニフェストにも、これが全くありませんでした。最も重要なことが全く話題にもならなかったのです。メディアの常連評論家にも、本当の問題がわかってないようです。 
どうぞ政治家の皆さん、私の「日本のプランB」をお読みください。日本の未来がみえてきます。
[PR]
by tikyuu_2006 | 2009-09-01 04:08 | これからの日本

民主も自民も大丈夫?:マニフェストにもなかった「日本の未来」

2008年8月30日は日本の歴史に残る日でした。民主党の大勝は自民のオウンゴール、敵失のため、などと言われますが、長年の日本の構造が変る兆し、明治以来の中央集権の崩壊と、前向きに捉えたいものです。この「静かな革命」は、いまの経済恐慌がもたらした、格差、茫漠とした不安が原因でしょうが、何れにせよ確かなのは、それは国民が社会の変革を求めたからでしょう。

民主党のマニフェストも物足りませんでしたが、せっかく国民が自ら勝取った変化です。新しい理念で新政権に期待したいものです。
しかし国民の明確な要求、願望がありません。革命とすれば、奇妙な革命です。これでは、いずれ振子が逆に振れかねません。
茫漠とした不安の原点は明らかです。今の深刻な経済危機、雇用不安でしょうが、その真因は「石油ピーク」と思います。 これは「食料ピーク、文明ピーク」なのです。いま本当に必要なこと、それは石油文明の終焉に備えることです。

この選挙期間中、常に疑問に思ったことです。政産官学の意見、各党マニフェストにも、これが全くありませんでした。最も重要なことが全く話題にもならなかったのです。メディアの常連評論家にも、本当の問題がわかってないようです。 
どうぞ政治家の皆さん、私の「日本のプランB」をお読みください。日本の未来がみえてきます。
[PR]
by tikyuu_2006 | 2009-09-01 04:08 | これからの日本