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地球温暖化は本当に日本にとって脅威なのか:エネルギー・地球科学からの問いかけ

地球温暖化対策として二酸化炭素排出権取引が話題である。これに産業界が抵抗するのはけしからん、が今のメディアの論調である。

ここで冷静に考えて欲しい。日本が省エネ努力もしない国々、例えばロシアなどに膨大な国民のお金を貢いで良いのか、こんなことで日本は生き残れるのか。もともと京都議定書の基準年1990は、ヨーロッパに有利、日本には不利に決められている。ヨーロッパの国際政治の勝利である。そして国際政治性の無さ、論理の欠如が日本を窮地に追い詰めている、国民はこの視点を忘れてはならない。

そこで批判を怖れす言うが、地球温暖化は日本とって本当に脅威なのか。人間活動によるとされる地球温暖化論は、本当に科学的に正当なのか。日本を席巻する温暖化脅威論だが、そろそろ冷静にこのような視点から眺める必要がある。さもないとリーダー不在、八方塞りの日本国民は大変なこととなる。

本来、温暖化とエネルギーは表裏一体の関係にある。エネルギーも食料も外国に頼りきる日本、もう来た石油ピークに備える必要がある、それがそのまま最も合理的な温暖化対策となる、それが「もったいない」なのである。
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by tikyuu_2006 | 2008-02-28 09:50 | これからの日本

真昼の赤い太陽: 凄まじい環境汚染、中国の食料は本当に大丈夫?

中国産の餃子の農薬汚染疑惑、解明が急がれる。が、一般論としてこの国からの食料輸入は大丈夫なのか、飲み水すら満足に無いこの国で、きれいな野菜、食料などあるのか、自然破壊はそれほどに凄まじい。
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私も最近それを見た。中国の世界遺産となった古都、城壁に囲まれた「平遥」に2007年行ってきた。中国の石炭の3分の2を産出する山西省にある。途中、上海、太原などを経由した5日間の短い旅行であったが、その間全く「青空」を見ることがなかった真昼に赤い太陽が天空にかすんで見えた。河川の水質汚染も激しいが、まだ水があるところはよい。そして地下水に頼るが、それも水位が下がりつつある。

経済成長にまい進する中国、高速道路はアメリカのテキサス並み、街は車ラッシュ、上海などの高層ビルラッシュ、北京オリンピック、上海万博に向けての建設ラッシュ、自慢の高層ビルはよごれた大気にかすんで見えた。河川の汚染も凄まじく、飲み水はペットボトルを買うしかない。そして車の騒音など街の喧騒は甚だしい。経済的には豊かになったが、人の心はむしろ荒んで貧しくなったようである。

この中国、21世紀の「石油、エネルギー・ピーク」をどう凌ぐのか?これは日本の環境技術で、などというレベルの話ではない、自然環境保全は、原理的にエネルギーの問題だからである。 省エネルギー技術は、むしろエネルギー消費を増やす。 ジェヴォンズのパラドックスだが、 原理的には経済成長を至上とする拝金主義が問われている。

そこで考えるのだが、「石油ピークは農業ピーク」日本も食料自給、地産地消を最優先とすべきでは、温暖化問題が全てではない。
アメリカ大陸など大規模な石油浪費型のマネー農業を真似て、今では世界最低ランクの食料自給率40%、フッド・マイレージでもダントツ世界一、エネルギーは全て外国依存、そしで生鮮食料、冷凍食品の中国依存である。今回の中国餃子騒ぎはその一例にすぎない。自分で徹底して考えない日本、本当にこれで大丈夫なのだろうか。

そこで改めて、先ずご自分でお考えを! 日本は食糧自給率40%だが、30%は捨てている。 これで大雑把だが、70%となる。そして下らない加工食品の輸入をやめれば、更に日本の食は自立に向う。地産地消で自然農業を推進すれば地域活性化、若者のリターン現象すら生むことであろう。そうすれば日本が変る、活性化する、マネーGDPの大きさ、成長のみを競わない、強かなアジアの理念大国となりたいものである。
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by tikyuu_2006 | 2008-02-03 10:53 | 新しい文明の構想