カテゴリ:これからの日本( 80 )

日本も頑張りましょう

未来が全く見えないから、ぶれるのです、菅政権は。そして日本のリーダも。

過日、逗子市で講演、省エネルギーの市民運動ですがEPRを理解していただくのに苦労しました、「資源とは何か」、を理科で教えていないから、有名大学も、例外ではないようです。

そこで最近の思いを綴ります。

温暖化より怖いのです、石油ピークは、しかし国際力学で押されっぱなし、お人よしの日本は。 対して確信犯の世界、少しは自分で考えないと。

TPP 論争、メディアで話題です。農業を犠牲にしても良いのか、がポイントですが、TVタレント、芸能人がわかったつもりの気軽なご意見、それを同じくわかったつもりの司会者、評論家が仕切る。何処にも石油文明の落日の視点もなく、石油ピークも知らずに無邪気、日本の米を中国に輸出すればなどと。

食糧は民族生存の原点です。しかし、今の農業のあり方、農政が良いとも思っていません。食糧エネルギー1キロカロリーに、石油エネルギーを10キロカロリー使っていること、ご存じ? 「石油ピークは食糧ピーク」なのです。

科学技術政策の仕分けも必要ですね。しかし仕分け人は、ノーベル賞受賞者で固めないこと。何故? それは、それぞれのご専門一筋で、栄誉を受けられた方々だから、そこのところを勘違いしないことですね。
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by tikyuu_2006 | 2010-10-29 10:24 | これからの日本

立体農業の薦め “乳と蜜の流れる郷”

立体農業の薦め
石油ピークは食糧ピーク、5年後の日本の食が心配です。
 “乳と蜜の流れる郷”
 立体農業を復活させたい
、義父の久宗壮が賀川豊彦の薦めで岡山県津山で始めた。

“鶏で日給、豚で月給、椎茸と栗で年俸、山林で養老年金” 
 賀川の提案する立体農業を実践し、その体系化を試みた農民の一人に久宗 壮がいる。久宗は1907年、岡山県久米町に生まれた(注7)。地元の農学校を卒業後、(財)大原奨農会農業研究所(岡山大学資源生物科学研究所の前身)所長の近藤万太郎(種子学)の助手を5年間務める。そんな久宗が岡山県津山での賀川の伝道説教を聞いたのは、1930年5月のことだった。貧しい山村に生まれ、若くして弟が肺結核を患い、貧乏のドン底につきおとされていた久宗は、「不幸に打ち克つことが人生最大の幸福である」と説く賀川に大いに励まされる。賀川は、久宗の面会に快く応じ、立体農業の研究を勧める。この時以来久宗は故郷で農業に従事しながら、1985年に没するまで立体農業の研究に没頭する。
1950年、それまでの実践の成果を踏まえて、久宗は『日本再建と立体農業』(日本文教出版)を出版した。
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by tikyuu_2006 | 2010-09-17 20:54 | これからの日本

「日本を変える会」:もったいない学会、有志

日本の閉塞状態を変えたい、とおもい「もったいない学会」の有志は、「日本を変える会」を立ち上げました。 その行動理念は次の通りです。(平成22年5月21日)
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石油生産の増加は世界の成長そのものであった。そこで石油ピークは世界の成長の終わりである。この対応を間違えれば、文明は崩壊する。このことは、石油に生産しているものにしか実感できない。
つまり1859年に石油生産を開始し、メジャーを生み出し、また国内の石油ピークを経験した米国や、北海油田を持つ欧州、石油、石炭を開発して急速に成長する中国は、石油ピークの意味することを実感している。

彼らは、あらゆる手段を使って、文明の崩壊を免れ、ソフトランディングをしようとしている。米国は、広大な土地を使って、不毛の地からエネルギーを生産し、世界の覇権を維持しようとしている。欧米は、多様な国家群の特徴を生かして、相互補完体制を築き、エネルギーの相互依存、基礎科学における知財と施設を共有化し、国際競争に勝ち抜いて生き残ろうとしている。
中国は、エネルギー・資源の余裕がある間に世界に追いつき、石油ピーク後は原子力発電を行い、資源を持つ技術立国として世界に君臨しようとしている。

彼らにとって温暖化対策は、以上を進めるための科学政策の一つである。日本は、だれも石油ピークの意味するところを実感していない。日本の温暖化対策は、石油ピークの危機感から出たものではない。

2005年に石油生産は頭打ちになっている。つまり石油ピークはすでに訪れている可能性がある。2004年の石油価格高騰、2008年のリーマンショックは、この石油ピークが原因であると解釈できる。欧米の有識者はこの解釈を理解できるだろうが、日本人は誰一人としてそうは考えない。

日本人にも石油ピークを理解している人はいる。しかし彼らは目先の技術でなんとか克服しようと考えている。つまり部分でしかない解決策を実行することが、生きるモチベーションとなっている。今日本に必要なことは、石油ピークの意味するところを真剣に考え、日本が崩壊しないための手段を考えることである。技術開発といった部分的なことは、そのずっと後である。

この会では、日本が崩壊しない手段は何かを考える
。また石油ピークの真の理解者を増やす。
あらゆる手段で情報交換を行い、その輪を広める。インターネット、Face bookなどを利用して情報交換を行い、その輪を日本中に広める。(文責 大久保泰邦)
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by tikyuu_2006 | 2010-05-21 08:38 | これからの日本

「温暖化と思考停止」 

「温暖化と思考停止」  浅 野 純 次さん (経済倶楽部理事長、元東洋経済新報社長) (経済倶楽部講演録、2010 .3)

▼1月末、秋田県経営者協会、秋田・大館両経済倶楽部のお招きで秋田、大館を訪れました。講演では「絆」の経営的意味に若干触れたのですが、コンサルティングで日本中を回っている知人の話では、経営がうまくいっていない会社はどこも社内の絆がうまくいっていない(縦割り組織)か、外部との絆が不十分(顧客軽視)かだそうで、後者はCS、ES、三方よしの原点に帰るのみです。トヨタが公聴会で攻められているのは多分に魔女狩りの趣ですが、問われていたのは内部、外部両面での「絆」だったのかもしれません。

秋田は例年になく雪が少なく(ただし12月はたくさん降ったとか)、むしろ雨続きでした。経営者協会の新開会長、高野専務理事も「雪はいくら降っても慣れているけれども、雨は朝凍って滑るので怖い」と。それにしても、1月の秋田の雨にはつい「これも温暖化か」と言ってしまいそうですが、実は過去10年間はむしろ寒冷化現象が続いています。

▼温暖化といえば、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書
は日本では絶対的なものとして受け取られています。しかし「20世紀後半の世界的温暖化のほとんどは温室効果ガスの増加によってもたらされた可能性が非常に高い」という有名な一文にしても、ほとんど (most of the global warming)とか 可能性が非常に高い(is very likely due to)とか「科学的」とは言えない表現が並び、しかもその根拠はあいまいです。まあ政治的文書と考えればいいのでしょうが、それなら日本も政治的に対応しなければいけません。

▼ヒマラヤの氷河が毎年470億トンも消えていて、温暖化で融解が加速しているという記事
がありました(「毎日新聞」2月6日)。でも専門家は「氷河が溶けているのは、90%までがインドから飛んでくる黒い炭素の煙霧質か煤(すす)のせいだ」と言っています。なんでも温暖化というのは思考停止で、古今東西だまされるのは大抵が思考停止状態の思い込みからです。

▼温暖化が世界的大問題になったきっかけはゴルバチョフのアイデアだという
説があります(ワート『温暖化の発見とは何か』)。冷戦に代わる飯の種が必要だったというのです。よくわからなかったら、それで誰が得をするか考えよ、というのは定説です。オバマ政権の善意を疑うのは畏れ多いことですが、でも自動車、電池、バイオマス=食料、原子力業界がグリーン・ニューディールで元気をもらっていることは否めません。

▼それ以上に「得をする」で気になるのは、排出権取引です
。二酸化炭素削減目標を達成できなかったら、余裕のある途上国に「罰金」を払って相殺するというおかしな制度で、実質的な削減にはなんのメリットもありませんが、これで損をするのは日本、得をするのは途上国とロシア、イギリス、アメリカでしょう。

▼日本だけが割を食う90年基準に馬鹿正直に従う
。90年基準なら欧州各国は痛くも痒くもないし、英米は排出権という金融商品の取引で大儲けできると手ぐすね引いています。何兆円も「温暖化対応先進国」の美名のもとにおだてられ、たかられる日本と、排出権という商取引でむしろ日本に恩を売ったと胸を張るであろう途上国。日本国民の税金からそんな無駄金を使い、日本企業の競争力を殺ぐ方向へ日本を誘導することこそ、外国からすれば「外交」なのです。黄門様の印籠ではあるまいし、「温暖化」の前でヘヘェッと思考停止に陥るより、エネルギー、食料確保に全力を挙げ、日本の森林を活かすことにカネを使ったほうが、よほど子孫への贈り物になるのではないでしょうか。
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by tikyuu_2006 | 2010-04-01 12:15 | これからの日本

限界に来た指数関数的な成長

有限地球で、人類は物的に無限成長できる筈はない。年率何%の成長とは指数関数的成長のこと、巨大化した経済の1、2%増でもその正味で極めて巨大だが、エコノミスト、企業家そして政治家などは、これでも低成長というようである。

「成長は正義」となったが、それを支えるため人類の資源・エネルギー消費は20世紀の間、伸び続けたのである。特に最近の四半世紀の伸びは、もう異常と言って良い程である。石油の消費量はまさにウナギう登り、これが人類の物質的急成長を支えた。

人類はこの「異常を当たり前と思う」ようになった。感覚が麻痺したとしか言いようがない。その頂点がアメリカだが、その世界最大の経済大国は巨大な債務国、これを日本などが支えている。アメリカは世界の資金を集め、膨大な地球資源を消費して成長を維持してきた。

そしていま中国がその後を追っている。 が、「成長は正義ではない」。
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by tikyuu_2006 | 2010-03-25 21:56 | これからの日本

「石油を代替できるエネルギーなど存在しない」- 原発も自然エネルギーも魔法の解決法ではない

「もったいない学会」の評議員、山本達也さんによる、インターネットメディアJbPressの記事です。

「ブラジルの国営石油会社ペトロブラスのガブリエリ最高経営責任者(CEO)は、2009年12月、「今がまさに石油供給のピークだ」という認識を示した。既存油田の減退分を補うだけでも、今後2年ごとに新たなサウジアラビアを発見し続けなくてはならず、これは実質的に不可能だとする見解である。・・・・・・・」

そして会員からの「つぶやき」を2件
”石油減退になると、このままでは一番困るはずの日本の石油会社、石油関連団体は、石油ピークを言わない、従って、打つ手を考えない無責任さ。過去に成功した「技術イノベーション」を神のように信じて、石油ピークを無視して「地球温暖化論」をよりどころに成長型経済を突進する日本為政者は、太平洋戦争によるクラッシュを想起しないのでしょうか。”

”再生か破滅か-「新聞・テレビ」-断末魔(週刊:東洋経済 2月20日)という、過激な特集号を思い出します。もう既存メディアはインターネットに主役を奪われつつあるのか。それも自業自得では、自分で考えない、考える力のない日本の在来型メディア、発表ジャーナリズムの、「終りの始り」なのでしょうか。”

以上、
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by tikyuu_2006 | 2010-03-17 14:58 | これからの日本

「量」より「質」で石油を語ろう! 新しいメディア「JBPress」(日本ビジネスプレス社)コラム

「量」より「質」で石油を語ろう! オイルサンドも深海油田も 「割に合わない」エネルギー
山本達也(もったいない学会評議員、名古屋商科大学準教授)

「もったいない学会」がかねてから主張している「質」の問題「EPR」の重要性を1人でも多くの人に知ってもらえればということで書いたものです。「JBPress」の編集者の方は、「コトの重大さ」を理解してくださいました。マスコミの方々も徐々に我々の主張に耳を傾けてくださるようにな りました。
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by tikyuu_2006 | 2010-02-09 09:07 | これからの日本

民主党経済成長戦略の「非現実」:加速度的に接近する危機を意識せよ

成長願望に応えてか、鳩山政権は積極的な経済政策を掲げます。しかし「地球は有限、資源は質が全て、指数関数的な無限成長は無いものねだりなのです。それをわかり易く解説した記事が、新しいメディアである「日本ビジネスプレス(JB Press)」に出ています。下記です。

「民主党経済成長戦略の「非現実」:加速度的に接近する危機を意識せよ」
掲載して人気第一位。投稿者は「もったいない学会」の会員で評議員、30代の気鋭の大学準教授です。どうぞご覧を!

鳩山政権、日本のリーダが、何がわかっていない?それはエネルギー問題が全くわかっていない、文明のかたちは、エネルギーで決まる、何故? エネルギーが無ければ、何も動かない、何も作れないから!
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by tikyuu_2006 | 2010-01-19 13:38 | これからの日本

総理を「鳩ポッポ」にしないために

鳩山総理を鳩ポッポという人はいるそうな、たとえば前財務大臣の藤井さん? 世論支持率も下降気味だが、総理を「鳩ポッポ」にしないためには、ご本人が、1)本物の理念を持つことです。 それには自分で学ぶ、勉強するしかないのです。

先ず「低エネルギー社会」を目指すこと、脱炭素ではなく。 温暖化で25%CO2削減は、一見格好はよいが、したたかな国際力学、社会では、影響力は殆どないのです。東大工学部ご出身の秀才、どうしてそんなことがわからないのでしょう。25%二酸化炭素削減で、国民にどんな負担があるか、説明も相談もしないで、ただ海外で話すのでは、鳩ぽっぽ、といわれても仕方ない?

2)「地球は有限、資源は質が全て」、EPR(Energy Profit Ratio:エネルギー利益率)を理解する。 そして3)温暖化の科学もお忘れなきように。ボンボンかもしれませんが、鳩山さんは逸材、政治家にしては欲がなく真面目な人、国民が上手に育てるべきでは!?
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by tikyuu_2006 | 2010-01-11 08:58 | これからの日本

IPCCの温暖化危機論を自然科学から考える

2009年のコペンハーゲンCOP(締約国会議:Conference of Parties)15、結果論ですが日本のみが大きく国益を損ずることなく終り、ホッとしています。

関連して、3件の見解です。


1)本来、地球温暖化論はエネルギー問題そのものです。が、IPCCのみ話題とされIPCCコンピュータ・モデルが基とするIIASA(国際応用システム分析研究所)エネルギーモデルの科学合理性は話題にすらないようです。
私は以前より、IIASAエネルギーモデルそのものに問題がある、と繰返していますが、メディアは勿論のこと、大学、エネルギー専門家すら全く無関心、ただひたすらにIPCCからスタートするようです。不思議なことです。

これについては改めて、拙ホームページをご覧下さい。
http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/oil_depletion/aspo_oil_peak.html

2)そして「低エネルギー社会ー日本の科学技術も改革が求められる」もご参照を。

3)次は、アラスカ大学, 国際北極圏研究センターの赤祖父俊一先生による「クライメートゲート事件とコペンハーゲン会議」です。

More:クライメートゲートとIPCC
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by tikyuu_2006 | 2009-12-24 10:28 | これからの日本