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朝日新聞の「環境元年」文明ウオーズ12月1日:「石油の次 道一つ」では?

最近の朝日新聞の「環境元年」文明ウオーズ、その1:「石油の次 道二つ」についてコメントさせていただきたい。これがシリーズ最終回とのこと。拙宅にもインタビューに記者が来られ長時間、臨時講義をさせていただいた。そして12月1日から大きな記事となった。
総じてよい内容であった。特に「石油ピーク」、私の持論「石油ピークは農業ピーク、そして文明ピーク」も真面目にとらえて頂いた。先ずは高く評価する、と申し上げたい。

その上での見解、今後の希望である。私の理念、「地球は有限」、「資源は質が全て」を念頭にさらに良い記事を、なぜなら、これが文明ウオーズでの最重要な原理原則だからである。これが市場でも技術でも「なんともならない」という意味、人類生存の原点だからである。

このような視点に立てば、最初の見出しは「石油の次 道一つ」となる。記事最初の「オイルサンド」は「資源は質が全て」に反する。そのEPR(Energy Profit Raio)が低い、1.5程度でしかない。さらに広大な汚水池、開削現場など環境破壊を伴う。これを修復すれば、EPRは1.0以下となろう。これは「エネルギー損失」である。だが企業はMoney Profit Ratioで動くから、当分オイルサンド開発は続くであろう。だが永続はしない。
対して油田からの石油、井戸を掘れば自らのポテンシャルで自噴する、EPRは当初は100などと極めて高く、それがいままでの現代文明を支えてきた。だがそれも乏しくなった。それでもオイルサンドは石油代替えとならない。

つまり「石油の次 道一つ」しかないのである。その上での「文明ウオーズの理念」は、「脱浪費型の低エネルギー社会」、「もったいない」を、となるはず。序でながら、この一連の記事は12月5日までの5回のシリーズとなった。
それらの大見出しは、同1日の2面には、バイオ素地で別の道へ。そして、2)クルマ100年悩む米、3)低炭素 迫るマネー、4)国境越えた経済、岐路に、5)「気候安保」、相次ぎ論議に、などであった。だが「地球は有限」、「資源は質が全て」などの根本概念は記事にとうとう現れなかった。
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by tikyuu_2006 | 2008-12-08 04:25 | 新しい文明の構想
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