イランのミサイル発射とペルシャ湾:エネルギーの命綱、ホームズ海峡

イランのミサイル発射は日本にとっても重大事。ペルシャ湾のホームズ海峡の封鎖を警戒すべき。ここはとても狭い、日露戦争当時の旅順港閉鎖が思い浮かぶ。
人工衛星(NASA)から一望できるペルシャ湾、遠方が狭いホームズ海峡、その往復の航路の一本は、幅1kmという。中東のエネルギー輸送の要所、日本はこの狭い航路に全面依存するが、もう現実の石油ピークを無視するメディア、何も知らずに殆どが自然現象の地球温暖化が脅威と、本来流れるのが当たり前の氷河の崩壊など、非科学的なキャンペーンには懸命だが。
ようやくここに来て、日本にも冷静な温暖化科学論が現れるようになった、と思っていたら、7月29日激烈なIPCC擁護論が日経新聞に掲載されたのには驚いた。ようやく同紙も「資源は質が大切」がわかってきた、と安堵していたのに。
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かって私は、この湾をヘリで何回か飛んだことがある。浅い陽光に光るペルシャ湾、その水面下に縦横に走るパイプライン。 
写真下がイラクからのチグリス、ユーフラテス川の河口。左側がイランのザクロス山脈、地層の褶曲帯、つまり油田群、写真右が下からクエート、そしてサウジ、アブダビなど。そして絞り込まれたようなホームズ海峡。旅順封鎖は誰でも考えつく。

ここが中東の石油産出国5カ国、こんなに狭い、ご存じか? そして、ここに石油資源が集中する理由だが、それは2億年くらい前の大陸移動説から殆ど説明できる。だが、このようなことは日本の理科教育では教えない、先生も知らない、そして当然エネルギー専門家、評論家も。
暢気な日本のエリート。かって現地を知らずに作戦指揮し、日本を破滅させた大本営秀才参謀を彷彿とさせる。 今も変わらない日本、本当に大丈夫か。
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by tikyuu_2006 | 2008-07-11 11:38 | これからの日本
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