せめて「ハンヨミ」 して欲しい、フジTVの新番組「サキヨミ」:韓国での講演と対比して

フジテレビの新番組「サキヨミ」が7月6日からスタート、インタビューを一時間つきあった当人として、見てがっかり。半分の「ハンヨミ」も出来ていなかった。

洞爺湖サミットの前日、温暖化が話題となるのは当然だが、正しい理解が出来ていない。無理もなりい、日本中がそうなのだから。すり込まれた温暖化の疑似科学、化石燃料への誤解、論理的な対策の無さ、など。 この番組だけを責めるわけにもいかない。

だが私にはいう資格がある。予め長時間のインタビューに付き合ったから。インタビュー依頼の主題は「石油ピーク」そのものであった。 従って「石油ピーク」が食料・エネルギー高騰の真因である、脱浪費、無駄をしない、そして「もったいない」で生きるべき、「石油ピークは農業ピーク、そして文明ピーク」であるから、などと述べた。 だが「サキヨミ」には、それらがなかった。スタッフへの一時間以上の特別講義にもかかわらず。
ただ一つ、私の「皆さん石油を食べているのです」は印象に残ったのか、詳しく解説していた。だが文明を支える石油が今ピークを迎えつつある、これが現代問題の原点だが、一言もなかった。インタビュー依頼がそれであったのに、誰かの常識、圧力に合わせた、あるいは次回放映?

ついでながら、世に信じられている環境、エネルギーについての常識の多くは非科学的、間違いだらけである。TVに繰り返される氷河の崩壊も自然現象なのである。氷河とはもともと流れるものだから。白熊さん可哀想も誤解が多いいま本当に可哀想なのは人間の子供達。食料もエネルギーも自給できない日本、「わかったつもり」の有識者、TVなどに踊らされるのか、地球からの収奪を今も止めない大人達。 

序でながら、ご参考までに、韓国のLG経済研究院、KBS主催、5月7日連休明けのソウル商工会議所での拙講演をご紹介する、ハングル語に翻訳する前の日本語版だが。 400人を超す方々が、真摯に聞いてくださった。 それが翌日のKBSによるインタビューにつながった、余談ではあるが。
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by tikyuu_2006 | 2008-07-08 06:38 | これからの日本
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