温暖化より怖い「石油ピーク」をわからない人々、理解できない専門家

「石油ピーク」をご存知じか。石油の価格がバレル100ドルを越した。食料品もそれに応じて急騰している。アメリカのドルも世界的に信用を失いつつある。
世界の今までの仕組み、構造が基本的に崩れだしている、庶民はそう思い初めているのではないか。現代文明は石油が支える、誰もが知っているが、それでもなんとかなる、と思うのが日本の識者たち、政治家、官僚なのであろうか。残念ながら自分で考えたことの無い、今も欧米追従する日本の大学も、あまり当てにはならない。IPCCのことを語るが、その意味を理解しない。

世界の原油の生産は、2005年5月にピークだったようだ。ブッシュ大統領のエネルギーアドバイザーである、M.Simmons、エネルギー投資銀行会長の主張である。
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アメリカのエネルギー省、EIA(エネルギー情報局)からの公的な月別生産統計がそう語っている、のである。
またASPO(The Association for the Peak Oil and Gas)の最新資料によると、世界の石油、天然ガスの生産は次のようになる。
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「石油ピーク:Oil peak」は地球温暖化より遥かに恐ろしい。「石油減耗:Oil depletion」は人類生存の難問、社会のあらゆる面に影響するが、それは待ったなしと見られる。食料すら自給できない日本は特に危ないが、一番暢気である。本当に困ったこと、一般の市民、国民がボトムアップで動くしかないのであろう。
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by tikyuu_2006 | 2008-03-27 06:49 | エネルギー、環境
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