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日本衰退論に思う:イノベーション、有限地球観そして地域コミュニティー

人間は「自然の恵みで生きている。だが自然にも地球にも限りがある」。これを理解すれば、全てが見えてくるのだが、依然として成長、マネー至上主義、そして偽りの氾濫、心の喪失など社会の根幹の崩壊が目立つ。これが「衰退の本質」、特に日本の指導的な企業、エリート層、権力構造にそれが目立つ、残念なことです。 参議院選での自民大敗は、「このようなもの」への国民の不信の表現であったのか。日本で世界で、何かが根本で崩れつつあるようです。

現代文明は石油文明です、それに限りが見える。人類は石油を発明したのではない、その代替は無い、言ってみれば、ただこれだけのことですが、この「当たり前」が理解出来ないようです。

「イノベーション」という言葉は、オーストリア出身の経済学者 シュンペーターによって、1911年の著書「経済発展の理論」で初めて定義された、とされる。これが技術万能の西欧思想を生んだのでしょうが、当時、地球の限界は見えてなかった。しかし今は違う。

最近、日本は衰退するとの意見がある。流行と言ってもよいほど、自虐傾向の日本人だが、私はそうは思わない。浪費社会の限界を国民が悟りだしたのでは、まだその方向は確かではないが。
浪費型の典型、アメリカがおかしくなった。成長路線を邁進する中国だが、その二桁の経済成長も早晩息切れする筈、地球資源、特に文明を支える石油に限りが見えるから。多くの日本国民は、そのようなことを肌で感じ取っているのかもしれない。

衰退する日本という言葉があるが、日本は21世紀の「脱石油、脱浪費」、「量より質の新しい文明」に向けて、世界の先端を歩みだしたのかもしれない。もうボトムアップの地域コミュニティーの時代、日本人はむしろ今の日本に自信を持ってよいのではないか。だが条件がある、日本の政産官学の指導層に頼らずに、徹底して自分で考え抜く、その例として「日本のプランB」をご参照。
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by tikyuu_2006 | 2008-01-18 09:46 | 新しい文明の構想
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