悲観的なL.ブラウンの「石油ピーク論」:最悪の場合1930年代の経済恐慌の再来も!

最新のL.ブラウンの「石油ピーク」論です(Earth Policy News:Nov 15, 2007)。温暖化一辺倒であったブラウンは、石油ピークについて危機感を深めてきたようです。ようやく本質がわかって来たのでしょう。世界的に著名なブラウンのこと、「石油ピーク」の認知、理解に大きな影響がある筈です。そして「PlanB3.0」が近いうちに出るとか。

関連して僭越ですが、本論の内容は拙著、”石油最終争奪戦ー世界を震撼させる「ピークオイル」の真実2006”、ならびに”石油ピークは来たー崩壊を回避する「日本のプランB」2007”(ともに日刊工業新聞社)と基本的に同じ路線に、だが「もったいない」を基調の「日本のプランB」を除いて。

やっとブラウンも本気に心配し始めた、温暖化より石油ピークの脅威の方がが緊急の文明的課題ということを。その対策そのものが最も効果的な温暖化対策となる、と言う認識も次第に浸透しつつある。
その考える原点とは「わかったつもり」でない冷徹な真の科学である。IPCCの基礎とする、ウイーンの「IIASAエネルギーモデル」がそれほど科学的ではないことも、今更ながら知られてきた。

L.ブラウンの悲観的な石油ピーク論の最終パラグラフは次の通り、
A campaign to reduce oil use rapidly might best be launched at an emergency meeting of the G-8, since its members dominate world oil consumption. If governments fail to act quickly and decisively to reduce oil use, oil prices could soar as demand outruns supply, leading to a global recession or -- in a worst-case scenario -- a 1930s-type global depression.(最悪の場合1930年型の世界恐慌が)
ご参考まで。
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by tikyuu_2006 | 2007-11-18 10:15 | 石油ピークとは
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