2004年~5年、
サウジアラビアの原油生産量が天井を打っていた、2006年には8%も減少したという。
実は2004年頃から原油生産は天井を打っており、掘削リグを3倍に増やしても、減少傾向は止められなかったようである。そして2006年は8%減となった。これが2004年までの、従来の変動パターンと明らかに違うのも気になる。
世界の原油生産も伸びない。2005年の5月が最大、その後は減り2007年は日産で百万バーレル下回った。
何かが構造的に変わりつつあるのか。
今後、日本としても様々な公式、非公式を問わずにデータ、情報を注意深く観察、分析する必要がある。
最近原油価格がバーレル60ドル台で推移するが、ひところ100ドルも、と懸念されたがそうなっていない。これは生産量が増えているから、と楽観する向きがあるが、そうではないという。発展途上国など、もう高すぎて買えないという。国際的な投機資金も、大きな価格変動要素である。
21世紀、もう自分で、
「徹底して考える」ことである。そうしないとノー天気な日本、楽観的なことにしか耳を貸さない日本、欧米にいつまでも
「してやられる」。メディアに氾濫する地球温暖化論議も例外ではない。繰り返す、自分で徹底して考えよう、
「もう明治ではない」のだから。