読売新聞に本格的な石油ピーク論が

読売新聞5月2日朝刊に、石油ピークについての本格的な記事が、日本の大新聞としては初めて載りました。 C.キャンベル(Campbell)、ASPOの創始者で私の知人でもある、へのインタビュー記事です。
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これは資源争奪というシリーズの3回目です。ようやくこれで日本も少し石油ピーク、減耗論についての理解が深まるでしょう。読売新聞の卓見というべきでしょう。 とても正確によく書かれています。
だが残念なことに問題、かなり大きな問題がこの「記事の見出し」にはあります。「枯渇」という言葉で、これが本質的に間違っているのです。ピークは枯渇でないのです。
生産が需要を満たせなくなり、生産がもう伸びない、そして資源の有限性が顕在化するという意味です。これが資源ピークなのです。漁業資源はすでにピークをだいぶ前に過ぎて、今は殆ど枯渇状態です。
石油ピーク後、生産は減退期に入る、それは年率で3~4%とも見られています。これが成長を当然視する現代工業社会に大きな打撃を与える、それはまず運輸に来ると見られます。何故なら石油が常温で流体の燃料だからで、間違いなくグローバリゼーションを直撃します。そして農業を化学工業を、となります。 石油ピーク」はその意味で「農業ピーク」、そして「文明ピークなのです。これについては私のHP著書などをご参照ください。
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by tikyuu_2006 | 2007-05-04 02:19 | 石油ピークとは
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