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1970年を目指す:エネルギー消費量は半分、食料自給率は60%だった

1970年頃、日本のエネルギー消費は今の半分、食料自給率は60%、心も豊かで、人口はほぼ1億人であった。日本人はそれなりに充足していた、もちろん飢えてなどいなかった。その頃を覚えている国民は大勢おられよう、如何であろうか、「その頃」を目標とするのは。
今は経済成長至上主義、少子化を心配する識者が多いが、少し考えればわかる、人口は少ないほどよい。北欧諸国の環境の良さと国際競争力の質とその高さ、参考にすべきでは。

統計によると、2005年のエネルギー消費量は過去最高、当然二酸化炭素の排出量も最高記録を塗り替えたという。このままでは京都議定書の達成、1990年比で6%減、などおぼつかない。「地球は有限」である、有限に無限は収まらない。これは真理である、技術の問題ではない。
だが、日本の省エネ・環境技術は大変に進歩した、これから日本はその優れた技術を世界に売り込み、GDPの益々の成長をとリーダーは言うが、現実は今述べた通りである。これがジェヴォンズのパラドックスなのである。
徹底的に考え抜くことをしない日本人だが、日本は大丈夫だろうか?
by tikyuu_2006 | 2007-01-24 10:21 | ご存知ですか?
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