日本の科学技術をどう活性するか

人間の素晴しさ思い起そう。
産業総合研究所(産総研)の元15研究所の一つ、計量研究所で、こんな話を聞いたことがある。 1Kg原器の「真球」は名人芸の手触り感触で作る、と当時の所長が話してくれた。 人間の感覚の素晴しさである、それが出来る所員は、日本に2人しかいないとも。
そして現在、一見華やかな日本の科学技術である、増大する研究予算、そして施設、組織だが、その中味、実態は淋しい。先ず「科学とは」が理解されていない、真摯に自然に学ぼう、という姿勢を欠く、「コンピュータ・モデルで実験する」という言葉すら聞かれる。今は産業総合研究所(産総研)と、15研究所が一緒くたにされ、この計量研究所も、地質調査所も無くなった、総じて個性を失い改革は失敗だったのでは。

大学も同根である、例えば東京大学大学院教授など肩書でいうが、専門分野は言わない。日本学術会議でも実質的に専門分野を無くした。これら「改革」は一見良さそうだが、根無し草の個性喪失、逆に専門分野の超細分化、理念喪失、プロジェクト研究では税金は浪費される。

総論喪失の為か、東大、京大など国際評価、ランキンでは降下傾向にある。留学生も来ない、そこでヨーロッパのガウン、角帽を模倣する、英語の講義を増やしたりするが、旨くいかない 。この知性劣化は大学だけでない、日本全体に浸透するようだ。 
そこで、これからどうする。 先ず理念、思想の重視であろう、自分で考えることであろう。 分ったつもりは無知に劣るからである。
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http://www.thinker-japan.com/thinkwar.html
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by tikyuu_2006 | 2013-08-02 08:29 | これからの日本
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