資源神話の国、日本

もう止めよう資源大国の幻想
最近日本は資源大国、海洋に地下に、というメディアが、それは間違、質=EPRを考えない。それを技術開発でという話も聞かれます、それも間違い、濃縮には必ずエネルギーがいる、中世の海の温度を利用し船を走らすという夢を最終的に葬ったのがエントロピーの法則でした、中世の知的レベルでは駄目です。
http://www.facta.co.jp/article/201308030.html
エネルギーは質(=EPR=EROI)が全てが、一般的な資源もそうですが、理解されない日本、専門家ですら。それを喧伝するメディア、危険な症状です。かっての敗戦当時、神風が吹くといったのと同じ。そこで再度ご参考、私のHP、年来の主張です。

http://www1.kamakuranet.ne.jp/oilpeak/
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地熱資源で日本の総発電量の半分は可能、という人がいますが、それは間違いです、質が悪い、EPRが低すぎ発電に向く場所はとても限られるのです。温泉と競合します、これは一兆円産業、国民への自然の恵み、だからせめて50万Kw止まりなのです。低温の地球熱利用なら意味があります。

有限の地球で無限の経済成長はできない
アベノミックスのボロ次々と、株価下落、必需品、食料価格は円安高騰、ありもしない海洋資源の幻想、借金は世界一、地方過疎化、中央の超集権、収束しないフクシマ、人心荒廃、殺伐社会、白痴TVで絶叫するCM、その芸能人の品の無さ、相撲横綱まで狩出して不要商品の宣伝、尊敬されないねこの国は。

国際エネルギー機関、IEAの2012年レポート、いまの時点で最新、は
[ALL-time high oil prices acting as brake on global economy]
と述べ、エネルギー基盤の減耗、そしてその価格高騰が世界経済のブレーキとなっていると明快に断じている、対して日本は海洋資源大国、メタンハイドレート、原発過信など、リアリズムにかける。今の日本に必要なこと、国家、社会としての現実認識、リスク感覚なのでは。
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中世の風車から学ぶ人類の知恵
オランダの中世の風車はまだ鉄を使っていない、全て機械部分は堅い木材だった、実際にオランダで見てびっくり。ハイテクで現代の方が全てに勝る、などと思わないこと、古代から人間は知恵で生きていた。オランダのハーグで海岸のホテルに一泊、強風が水平に一定に吹くのには驚いた、成程だった。
古からの人間のエネルギー利用など、自然と共存する知恵は、著名な歴史学者フェルナン・ブローデルの名著「日常性の構造」ご参照。
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絵)サン・ファン・ボーイエン 「川べりの風車」1642

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by tikyuu_2006 | 2013-07-31 07:52 | これからの日本
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